こもる力
さぁ今回から始まった、本紹介のコーナーです。

記念すべき第一回目にご紹介の本はこちら。




著者の市村よしなりさんは、人生で3度のひきこもりを経験し、父親の事業失敗による夜逃げ、その多額な借金の返済などなど。

とても波乱万丈な人生を生き抜いてこられた方です。

なかなか興味深い人です。

現在では、コンタクトレンズやiPhoneケースなど販売したり、ITコンサルタントも経営されているようです。

【関連サイト一覧】

→公式サイト「小学生で起業」

→アイフォンカバー専門【iPhone Tunes STORE】

→カラーコンタクト通販 激安のヒトミ2


こもる力とは?



まず、こもる力とはなんなのか、ザックリご紹介。
「こもる」ことによって他人に依存せず、寂しさから群れるでもない、弱い自分も受け入れながら自分が本当に生きたいように生きることができます。そして、そのビジョンに共鳴する仲間が生まれます。 [本カバーより]

「こもる」ことによって、自身と向き合い、内なる自分の中から出てくるこころの声を聞いてみることが大事だそうです。

また、こころの声(ワクワク)を信じて進めば、それに共感する仲間も出てくるみたいです。

つまり、自分と真剣に向き合ったり、次なる一歩を考えたり、弱い自分を受け入れるために、「こもる」ことが必要だと書き記しています。

こもることによる、自分との対話が重要だというのがこの本の大事な部分です。

弱い自分を受け入れるためというのは、このブログとコンセプトが近いかなと感じました。

でもあんまり、こころの中の核心的な部分は記録出来てませんが・・・。

もっと過去の部分とか書いて行かないとダメなんだけどね。


時代が変化した?



藤原和博さんは、「1997年までの日本が成長社会だった頃は、”みんな一緒”がよかった。今は成熟社会で、”一人ひとり”の時代です」と語ってくれました。 [111p~112pより]

今と昔がこれほど違うのは、実は時代が大きく変化したからのようです。「普通の学歴も持てば、普通の会社に入れ、普通の家庭が持て、普通に幸せになれる。そんな共同幻想が昔はあった」と藤原さんは教えてくれます。 [112p]


時代は変化して変わったのにも関わらず、親世代は今でも、この「共同幻想」を生きている人が多いように感じます。

この親子間での、時代ギャップが強い(それだけ変化が速い時代)のも「ひきこもり問題」が解決しないでいる一つの要因ではないでしょうか?


時代先取りの結婚生活



著者は、一般的に見て、変わった結婚生活をしています。
私は2013年に結婚しましたが、「週2回しか家に帰らない」そう決めました。妻は日本画家で、私よりも一人の時間をとても大切にしていました。一人の時間を大切にしている二人にとって、お互いにそれが理想だということになったのです。 [174p]


このページは、こうじゃないとダメだという思い込みが強い人が読んだら、怒りそうですが、型にはまらない自由な結婚生活を紹介してくれています。

でもよく考えれば、夫婦のことなので、お互いに同意が出来ていれば、周りが何と言おうと関係ないですよね。

ある意味、世界に一人でも、お互いに同意出来れば、変わったライフスタイル同士の結婚生活は可能なんだなと思わせてくれます。


ひきこもりの人には強みがある!



「自分の生きたい生き方を選択する」そう決意した瞬間、本来、人の感情を汲み取ることができる、優しい人たちなのですから、コミュニケーション力は、通常の人よりも遥かに高くなります。決して外交的なコミュニケーションを発揮したり、飲み会に参加することはないかもしれませんが、控え目で思慮深く、自分の信念を曲げず、実行力があり、みんなと静かに心を通わせ合える、そんな人へと変貌します。 [142p]


僕も順調な人生を歩んでいたら、人の気持ちなんて分からない、分かろうとしない冷たい人間として生きていたかもしれません。

まあ、分かりすぎても辛い時があるけどね・・・。

インターネットの登場によって、それまではリーダーシップを発揮できなかった内向型の人にも、またそうした機会すら与えられなかった境遇の人でさえ、チャンスが巡ってきました。それは自分だけが持つ特技や才能を活かしたビジネスが創れる時代になったということです。 [191p]


時代が変わったことによって、ひきこもりの人にもチャンスがあるそうです。

実際に形にしているので、説得力がありますね。

しかし、こう主張する著者ですが、自分の存在を認めるまでには大変な道程があったそうです。

「自分を好きになる方法」を探しましょう。どんなに完璧に見える人でも、苦手なことはあります。自分にしかわからない欠点もあります。劣等感やコンプレックスもあるでしょう。人間だから当たり前です。それを乗り越えて「どうやって自分を好きになるか」が重要なのです。私の場合は3度めの「こもる生活」で、ようやく、ダメな自分を受け入れることができました。長い道のりでした。 [162p~163p]


本当に出来ない自分を自覚し、受け入れるのは辛い作業ですよね。

だって、出来ない自分なんて、認めたくないもん。

でも、それが大切だということですよね・・・。


まとめ



この本は、人生で3度ものひきこもり生活を経験して、自分らしく生きられるようになった著者の記録です。

そういう人が、実体験も入れながら、書いたというのがすごく勇気づけられました。

また、僕なんかもそうなんですが、ひきこもる人やその家族は、「こうじゃなきゃダメ」という視野の狭い感覚が強くあると思います。

なので、変わった結婚生活や、自由なお金の稼ぎ方を元ひきこもりの人が書き記していることに大きな意味があると感じました。

「いろいろな人といろいろなライフスタイルがあって良いんだよ」とそっと語りかけてくれる一冊でした。







\支援のポチッとをよろしくね/
にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村

【↑ブログ村ランキングに参加してます】